司法書士
司法書士の資格の取得
司法書士の資格は国家資格。
司法書士の資格を取得するには、およそ2つの方法があります。
(1)法務省が実施する司法書士資格試験に合格する。
年齢、学歴の制限がなく誰でも受験することができます。
非常に難易度の高い試験で、
相当の期間集中して勉強しないと合格は望めないでしょう。
受験者の中には
司法試験を目指す者、または法曹を目指していた者が
非常に多く含まれているため
そのことが更に試験のレベルを上げている、ともいえます。
また、合格率の低い原因としては
次の(2)の方法で司法書士の資格を取得する者が多いことが
資格試験によって資格を取得しようとする者に対して
合格への門を狭めていることも考えられます。
(2)裁判所や法務局で相当期間職務に従事する。
次に該当する者は法務大臣に対し、
司法書士となる資格認定を求めることができることになっています。
@裁判所事務官 裁判所書記官 法務事務官 検察事務官として
登記、供託若しくは訴訟の事務等に通算して10年以上従事した者。
A簡易裁判所判事 副検事として、その職務に通算して5年以上従事した者。
上記の者が資格認定を求めた場合の判定は、
口述及び必要に応じ筆記の方法によって行うと規定されています。
実際の現場を見てみると
中高年の司法書士の場合、圧倒的に法務局出身者が多いのが実情です。
長年、司法書士資格の取得に人生をかけてきていながら
途中で挫折する人が多いことを考えると
遠回りではあっても
この制度が撤廃されないうちは
法務局等に相当期間勤務するのも1つの手段です。
ただ、試験を受けずに資格を取得することに対しては
一種の不公平感から、相当批判もあるようです。