法曹最新情報
第2回新司法試験合格者発表
法務省は(2007年)9月13日
第2回目の新司法試験の合格者を発表しました。
法科大学院は全国に68校。
ここで修了認定を得て受験に臨んだのが4607人。
合格者は1851人で、合格率は40%。
これは去年の第1回新司法試験の合格率を
8ポイント下回っています。
法務省は当初
1800人〜2200人を合格者の目安としており、
法曹界では
2000人程度とみていました。
結果的には合格者の数は
限りなく「下限」に近かった、ということになります。
受験生の「質の低下」を指摘する声も上がるなど
受験生を送り出した法科大学院に対しては
修了認定の甘さが浮き彫りになったといえるかもしれません。
新司法試験制度は
社会の複雑なしくみに対応するため
多様なニーズに応えることができる法曹を育てることを
狙いとしてつくられた制度。
政府は
合格者を段階的に増やしていき
2010年には3000人程度にするつもりでした。
2010年まであと3年。
あと3年で
1000人以上も増やすことができるのでしょうか?
無理矢理合格者数を増やしても
法曹の質の低下につながりかねず
それより何より現実の問題として
就職できないでいる司法試験合格者がいるのも事実。
弁護士業務などの
首都圏一極集中などの弊害で
ニーズはあるのに
現実の体制が対応できていないのが現状。
経済的弱者でも等しく
弁護士を利用できるような
体制づくりに取り組むことのほうが
いかにして合格者を増やすかにやっきになるより
大切なことだと思うのですが・・・。
旧司法試験合格者発表
法務省は(2007年)11月8日
旧司法試験の最終合格者を発表しました。
合格者は248人で前年度の半分以下。
というのも既に新司法試験が始まっているため。
合格率は1.06%(前年度1.81%)
合格者の内訳は
男性191人、女性57人。平均年齢は29.92歳。
最年長は58歳・・・頑張りましたねぇ〜。
セカンドライフが司法修習とは羨ましいですね。
最年少は20歳・・・う〜ん、ずいぶん優秀な人もいるものですね。
いつごろから司法試験の勉強をはじめたんでしょうか?
出身大学別に分類すると次のとおり。
1位 東京大学 45人
2位 早稲田大学 35人
3位 京都大学 25人
4位 中央大学 20人
5位 慶応大学 16人
6位 一橋大学 14人
本年度新司法試験の合格者は1851人。
この旧司法試験合格者とあわせると2099人。
次期2008年度の合格者数は
新試験で約2100〜2500人程度、
旧試験で約100人程度となる見通し。
この旧司法試験は
平成10年まで行われ、その後廃止される予定。